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Webサイトを制作しよう! ~計画から納品までの流れを解説~

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株式会社OS工芸社

Webサイトは、インターネット上で企業や個人の存在を示す重要なツールであり、特に企業にとっては見込み顧客の獲得や商圏の拡大、採用活動において優秀な人材の獲得につながる可能性があります。また、アクセス解析を用いてユーザーのニーズを分析し、自社がアプローチしたいユーザーに適した導線の作成や情報発信を行うことで、より精度の高い営業ツールとして活用することも可能です。

Webサイトを制作して運用することによりこれらの大きなメリットを得ることができます。逆に、制作しなければ大きな機会損失につながるといえます。

今回は、Webサイト制作の計画から制作会社への依頼・契約、納品までの流れを解説します。

プロジェクトの計画

Webサイトを制作するにあたり、何の準備もなく制作会社に依頼してしまうと、「思っていたものと違うものができた」というような残念な結果になりかねません。

制作会社に依頼する前に、まずは制作する目的や、どのようなWebサイトにしたいのかといった具体的な目標を社内で話し合って定めます。

制作の目的設定

まずは、Webサイトを制作する「目的」を明確にしましょう。
例えば、商品の販売促進、ブランドイメージの向上、採用の強化など、制作することで成し遂げたい具体的なゴールを設定します。目的を設定することで、制作会社とも認識を共有でき、設計や機能を目的の達成に適したものにできます。

制作の目的例
  • 製品カタログや技術資料のダウンロードボタンを設置し、顧客からの問い合わせを増やしたい
  • 環境に対する取り組みをもっとアピールし、サステナブル企業であるというイメージを広げたい
  • 福利厚生や職場環境など採用情報の掲載内容を拡充し、エントリーを増やして優秀な人材の採用につなげたい

公開後の目標設定

Webサイトは作って終わりのものではなく、運用していくことでさらなる認知向上や顧客獲得につながります。そのためどのように更新していくのか、といった運用上の目標も重要です。
例えば、週に1回製品に関する記事を投稿する、毎月のイベント情報を掲載する、といった自社独自のコンテンツを掲載し続けることで、検索順位の向上や見込み顧客の獲得につながります。

設定する目標次第では、必要な機能も変わってきます。更新自体を自社で行うかどうか、また更新を担当する人はどのレベルの操作が行えるかなども把握しておくと、より運用しやすいWebサイトとなるでしょう。

要件定義と予算設定

制作の目的と運用目標が決まったら、次に具体的な要件を定義し、予算を設定します。要件定義については制作会社にお任せでも問題ありませんが、「製品情報をシステム化して自社で更新できるようにしたい」「写真や映像の撮影を依頼したい」といった具体的にお願いしたいことがあれば、あらかじめ用意しておきましょう。

予算については、ある程度これくらい、というイメージを持っておく程度で問題ありませんが、CMSの導入やシステム制作等を行うと予算が上がる可能性があるため、制作会社に相談しておおよその予算感を掴んでおくのが良いでしょう。

コンペを行う場合は、事前準備した目的・目標や要件、納期などを記した資料を作成する必要があります。
コンペの流れや準備については下記の別記事で詳しく解説しています。ぜひご覧ください。

制作会社の選定と契約

Webサイトを制作するのに制作会社選びは非常に重要です。いくらプロジェクト計画をしっかりしていても、選択する制作会社によって成果物のクオリティが変わるため、慎重に選定を行う必要があります。

制作会社の選定

制作会社を選ぶ際には、特に実績をよく確認しましょう。自社のイメージにあったデザインがあるか、システムを入れたい場合はシステム設計をしているかなどを確認すると良いです。また、自社の業界に詳しい会社を選ぶことも重要です。

詳しい選び方やポイントは、下記の別記事をご覧ください。

契約時の注意点

契約時には、スケジュール、納品物(制作ページ数)、費用、支払い条件、著作権の取り扱いなどを明確にします。特に修正が多くなる、後から制作ページ数を増やす、といった場合は追加費用がかかります。トラブルを防ぐために、細かい部分までしっかりと確認しましょう。

制作の開始

契約が成立したら、いよいよ実制作に入ります。制作会社が主導となって制作を行いますが、全体の流れを掴んでおくと社内での説明や調整がしやすくなります。

1. ヒアリング

まずは制作会社がヒアリングを行います。制作目的や要望などを詳しく話し合い、その内容をもとに制作の方向性を決定します。

2. 構成案の作成

ヒアリングをもとに、構成案を作成します。この段階でWebサイトの内容を詳細にすり合わせ、最終的な構成を確定します。

3. デザイン制作

構成案が決まったら、デザイン制作に入ります。デザインは、ブランドイメージを反映し、ユーザーにとって使いやすいものを目指します。

並行して公開時に使用するサーバー情報の確認や、必要に応じて撮影を行ったりもします。

4. コーディング、システム制作

デザインが確定したら、コーディング(Webサイトの構築)とシステム制作に移ります。モバイルフレンドリー対応(スマホ表示対応)などのSEO対策は、この段階で行います。

5. テストサイトの動作確認

コーディングまで完了したら、お客様側で動作確認を行います。内容や文章に間違いがないか、リンクがつながっているか、お問い合わせフォームなどのシステムが問題なく動作するかなどの細部までチェックを実施します。不具合を修正し、最終調整を行います。

6. 納品

動作確認が完了したら、いよいよ公開です。公開されたWebサイトが問題なく表示・動作していることを確認したら納品完了です。

OS工芸社では、納品後もお客様がWebサイトを円滑に運用できるように更新やご質問などのサポートをしています。必要に応じて、定期的なメンテナンス契約を結ぶこともあります。

OS工芸社の制作実績

OS工芸社は、訪れるユーザーにとっても、管理するお客様にとっても使いやすく見やすいWebサイト制作を目指しています。

コーポレートサイト

制作実績:株式会社オチアイ様

Webサイトリニューアルにあたり、製品情報のページを最新カタログの内容にあわせて再整備し、顧客が求める情報へのアクセス性を向上させました。トップページのメインビジュアルではCG映像を用いるなど、サイト全体で高品質なオチアイブランドを訴求しています。

また、会社の特徴や強みが端的に伝わる「オチアイについて」のページや、企業としての信頼性を高める「サステナビリティ」のページも新たに作成し、企業イメージを向上させる役割を担っています。

製品情報サイト

制作実績:住化農業資材株式会社様

各事業の製品情報に特化した新規Webサイトの制作をご依頼いただきました。
製品に興味を持ったユーザーが、多種多様な製品から絞り込んで表示できる仕組みを構築。また、独自のCMSを導入し、更新性の高いWebサイトを実現しました。

製品情報のタイムリーな掲載や、動画による使用方法の解説、製品ユーザーの探訪記など、様々な角度からの積極的な情報発信にご活用いただいています。

リクルートサイト

制作実績:日本精線株式会社様

国内トップメーカーである同社。しかし、高卒採用において、高校生のみならず教員や保護者の方からの認知度の低さを特に課題に感じていらっしゃいました。

そこで、大学生・大学院生向けサイトとは別に、高校生向けの採用サイトを新設。
会社の事業内容や魅力、制度を伝えるコンテンツを充実させ、情報量の多いシングルページサイトでありながらアニメーションなどで視覚的に飽きさせないWebサイトを制作しました。

また、「ステンレス」「鋼」といった冷たい印象を抱きやすい業界のため、柔らかいタッチのイラストで親しみやすいイメージを与えるデザインとなっています。

  • 1ページ完結型のWebサイトのこと。

今回の記事のまとめ

  • Webサイトを制作するときは事前に目的や要件など、具体的にプロジェクトの計画を立てる
  • 制作会社の選定や契約は実績などを閲覧し、自社にあった会社を選定する
  • Webサイトはヒアリングや構成案の作成、デザイン、コーディングといった工程を経て公開される

目標設定や要件定義など、きちんと順を追って制作に臨むことで制作会社と認識の共有ができ、円滑に制作を進められることが多いため、事前準備はきちんとしてから依頼しましょう。
OS工芸社では、これまでの豊富な制作実績をもとに、お客様の希望に沿った企画提案から制作やコーディング、納品後のアフターフォローまで一貫して対応が可能です。ご検討の際は、ぜひお声掛けください。

Webサイトの制作をお考えの方はお気軽にご相談ください。

貴社の戦略パートナーとして、企画から制作までワンストップでサポートします。

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株式会社OS工芸社 OS FINE ADVERTISING INC.

私たちOS工芸社はBtoBプロモーションを得意とする制作会社です。上場企業・製造業を中心に、BtoBに特化した会社案内やウェブサイト、映像などの広報・営業ツールの制作を行っています。

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